本館前花壇でシモバシラに「氷の花」ができていました。
シモバシラは8月下旬から10月上旬に白い穂状の花を咲かせます。冬には地上部は枯れてしまいますが、
根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい空気に触れて霜柱状の氷柱ができます。これを「氷の花」と呼びます。
気温が氷点下であることのほか、雨や雪が降っていない、風が強くないという条件がそろわないと見ることができません。また、何度も氷結を繰り返すと茎が裂けてくるので小さいものしか出来なくなります。
今日は日差しがあったため、10時には溶けてしまいました。
本館前花壇のソメイヨシノの下の花壇でご覧いただけます。
見ごろのお花