【ニホンサクラソウが開花しました】2025年4月13日

ニホンサクラソウが開花しました。

ニホンサクラソウ(本館前花壇 柿の木の下)


2月中旬にガーデンコミュニティ活動で植え替え作業を行ったニホンサクラソウです。
ニホンサクラソウは、愛好家や日本さくら草協会会員等が主催する展示会等でしか販売されません。ホームセンターなどで販売されているものは西洋サクラソウであるため、大変貴重なものと言えます。

<2月 ガーデンコミュニティ活動の植え替え作業>




徳川家康が荒川の湿地帯でその姿に魅了されて江戸城に持ち帰り、栽培を奨励したことがきっかけで武士の間で人気が高まったそうです。その後、競って品種改良されていきました。

現在日本さくら草協会が認定している品種約300種のうち、約100品種は江戸時代から伝承されたもので、今回当園に植えた品種の中にも江戸享保年間最古の品種と言われる「南京小桜」があります。

ご縁があり、会員の方が寄贈してくださった貴重なニホンサクラソウ。
今後も皆様にお花をご覧いただけるように大切に育ててまいります。


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